鉄鋼価格は過度に弱気になるべきではない

5月12日、国内鉄鋼市場価格は軟調に推移し、唐山普通鋼ビレットの工場出荷価格は20元上昇して1トン当たり4,660元となった。今日の闇先物市場は全面安となった。中国南部と東部での大雨の影響も加わり、市場心理は悪化し、取引量は大幅に減少した。

一部の製鉄所の損失により、広東省、雲南省、貴州省などの製鉄所が減産努力を強化し、供給面の拡大が抑えられている。同時に、南部の大雨と国内の感染症の深刻かつ複雑な状況が重なり、今週の鉄鋼需要は全体的に低調だった。感染症の予防・抑制状況が徐々に改善しており、来週には需要が回復すると予想されている。短期的な鋼材価格の変動は弱く、需要が改善すれば鋼材価格には反発の余地が残されている。